スタッフのらくがき帳

言葉は、心を越えない。、か? 香田です!

チャゲアスの歌を聴いて以来、ずっとそう思っていたのです。

 

例えば、今日のメールのやりとり。

 

ほんの一言で片付けてしまう場合がほとんどです。

 

 

(送信)今日ヒマ? (返信)ムリ!

 

なんて会話はザラですし、『了解』『ウザっ』『ええよ』『行くわ』なんて

 

一言で済ませることがほとんどです。

 

 

なんか記号みたいで、文学的要素なんてどこにもありません。

 

だから言葉は決して、心を越えることはないのだと……。

 

 

しかしそれでも、伝えなければ決して届くことのない『思い』もあります。

 

昨日、ある人との会話の中で、こんな『イイ話』を思い出しました。

 

 

有名な『日本で一番短い手紙』の話。

 

ご存知の方も多いはずです。

 

 

これ、正確には電報なんですよね。

 

まだ南極に昭和基地が出来て間なしの頃。

 

 

基地と日本の通信手段は、モールス信号しかなかったそうです。

 

信号を解読し、タイプで打っていたのですね。

 

 

ある年の正月、隊員たちのもとに、日本の家族から電報が届きました。

 

電報は一家族5文字までに制限されています。

 

新婚ホヤホヤで新妻を残してきた若い隊員のもとにも、

 

奥さんから電報が到着しました。

 

 

電報を読んだ若い隊員は、声をあげて号泣したそうです。

 

「何か家族の身に、よからぬ事でも起きたのではないか?」

隣にいた別の隊員が心配して電報を取り上げます。

 

 

その隊員もまた、声を上げて泣いたそうです。

 

いや、その電報を見たすべての隊員が、男泣きしたのです。

 

若い隊員宛ての電報には、こう記されてありました。

 

 

アナタ

 

 

時空を越えた万感の思いを、彼の奥さんはわずか3文字に込めたのですね。

 

人には、伝えなければ届かない思いがあります。

2012年05月19日 | カテゴリー:スタッフのらくがき帳

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