スタッフのらくがき帳

夏の終わり

いつもは物静かなひとが

 

なぜか今日はコロコロとよく笑う

 

「そっちの淵は結構ヤバいぞ」と教えているのに

 

深みに脚をとられてずぶ濡れになってしまった

 

それでも君は満足げに微笑んでいる

 

まるで子供のような嬌声が途絶えてしばらく……

 

突然、岩の上で大の字になった僕に

 

渓流の冷たい水しぶきが襲いかかる

 

悪戯な君の手によるその清怜なる水の粒は

 

太陽の強烈な逆光線にはじけて無数のダイアとなった

 

 

夏の終わりの人里離れた渓流で

 

生まれて初めて僕は

 

本物のエンジェルに出逢った

 

 

 

 

 

 

 

 

2012年09月06日 | カテゴリー:スタッフのらくがき帳

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