スタッフのらくがき帳

お久しぶりです  香田です!

人はどこから来たのか? 第1話

 

何年か前にベストセラーになったグラハム・ハンコックの『神々たちの指紋』を読んだ。

 

これには、正直失望した。

 

有史以前に超古代文明が存在し、人類文明は進化してきたのではなく一時的に退化した、

という仮説を基にしたルポルタージュである。

 

その内容が酷い。

 

いや、酷いというよりもほぼ全編が

リチャード・ムーニィー著『失われた古代文明』の完全なパクリである。

 

恐らくグラハムは、このかなり古い名著をどこかで目にしたのだろう。

 

そして『いっちょ、やったろか?』と考えたのではないか。

 

 

皆さんはチャールズ・ダーウィンの『進化論』や『種の起源』を

手にとられたことがあるだろうか?

 

動物や植物は適者生存の原理によって生存や絶滅を繰り返し、

より環境に適応するために進化し続けるという一大仮説。

 

従ってボクが中学・高校の頃など、

人類はトリオピテクス(最初に2足歩行したサル)からアウストラロピテクス(猿人)に進化し、

完全に直立歩行した原人になり、そこからネアンデルタール人に進化して

現代人の直接の祖先であるクロマニョン人となったと教えられた。

 

ところがだ!

 

現代の研究では、ネアンデルタールとクロマニョンがある一時期、

同じヨーロッパで生存していたことがわかっている。

 

しかもミトコンドリアDNA解析の結果から、

ネアンデルタールが現代人の直接の祖先ではないことが判明している。

 

『ホモサピエンスはこの地上に、なぜか降ってわいたように出現した』

 

これがリチャード・ムーニィーが抱いた疑問なのだ。

 

ムーニィーはまた、ボクが高校生の頃に持ったのと同じ疑問を投げかけている。

 

適者生存の論理が正しいなら、

なぜ太陽光線が極めて弱い北欧の人の肌が黒くならず、

反対に太陽光線が強いアフリカの人の肌が黒くなったのか?

 

しかも、アフリカで居住する白人は多いが、

黒人より皮膚ガンの発生率が高くなることは決してないのだ。

 

よく考えてみて頂きたい。

 

同一種の動物の地域による形態的違いは、実はそれほどない。

 

例えばインド象とアフリカゾウ、ベンガル虎と朝鮮虎。

 

ではなぜ人類だけが黒色、黄色、白色とこんなに不自然なほど

形態が違うのか?

 

そこでムーニィーは

『人類はかつて宇宙から来た知的生命体によって、遺伝子操作で造られた!』

と結論づけた!

 

第2話へ続く

2013年06月28日 | カテゴリー:スタッフのらくがき帳

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