スタッフのらくがき帳

―― たそがれまで ――

 

僕のドライマティーニのグラスを

 

君が横から興味深げに眺めている

 

ほどよく霜をたたえたグラスの底に沈んだ

     

レモンピールの欠片が

 

いかにも涼しげで羨ましいのだそうだ

 

そう言って君は笑う

 

じゃあいっそ僕は

 

君のフローズンダイキリにダイブしようかと返してみた

 

すると今度はもっと勢いよく笑う

 

いったい何がそんなに面白いのだろうと考えながら

 

気付いたことがひとつだけあるんだ

 

僕はいま

 

ゆっくりとした平穏な時間の中にいる

 

 

黄昏まで

 

しばらくこうしていよう

 

空と海の青が黄金色に染まるまで

 

ふたりで海風に吹かれていよう

 

君がおしゃべりに飽きて無口になるまで

 

 

僕はずっと

 

君だけをみつめていよう

 

 

2013年08月16日 | カテゴリー:スタッフのらくがき帳

« 激暑が続いておりますが…    ダブルで… »

コメント